教室のご紹介
生徒さんとの出会いなどがきっかけで、シニア音楽教育研究会などで勉強しております。 人生の総仕上げの、この時期こそ実り豊かな素敵な季節に... と願い、 シニアの健康ミュージッククラスを開講しております。
なぜ60歳以上なのか?
古代中国の思想では人生を四季にたとえ、五行説による色がそれぞれ与えられていました。
すなわち、「玄冬」「青春」「朱夏」「白秋」です。人生は冬から始まります。
「玄冬」 =生まれてから幼少期は未来の見えない暗闇のなかにある。そんな幼少期に相当する季節は「冬」であり、それを表す色は原初の混沌の色、すなわち「玄」です。
「青春」 =大地に埋もれていた種子が芽を出し、山野が青々と茂る春を迎えます。これが「青春」です。 この青春の時期を過ごす人を青年といいます。
「朱夏」 =青年が中年になると夏という人生の盛りを迎えます。燃える太陽のイメージからか色は「朱」が与えられています。
「白秋」 =中年期を過ぎると人生は秋、色は「白」が与えられ、高齢期は「白秋」とされるのです。
古代中国には四季と方角と色と動物と人生とを対応させ合う、実に壮大な宇宙観があり
その宇宙観のフレームのなかに玄冬、青春、朱夏、白秋という人生観、すなわちライフサイクルがあったのです。
現在の「人生80年」をこのライフサイクルに当てはめてみると、ちょうど四季がそれぞれ20年ずつとなります。
誕生から20歳までが「玄冬」、20歳から40歳までが「青春」、40歳から60歳までが「朱夏」、そして60歳を過ぎると「白秋」に入る。
とくに高齢期を「白秋」、つまり実りの秋としたことは重要です。そこには人生の実りの秋、人生の収穫期であるという考え方があります。
人生80年時代を迎え、超高齢化社会の現代日本は、人類の目標とでもいうべき「豊かな老後」の実現を目指す先進国になることができるはずです。その一員として、実りある人生を考えていきたいのです。
なぜ初心者が対象なのか?
70歳、80歳でも、現役ピアニストは沢山いらっしゃいます。 ただ、ピアニストの大半は、幼年期からさまざまな音楽教育を受け、ピアノの演奏に親しみ、音楽学校などに通いながら演奏技術を高めて地歩を築いています。 そうではなくて、まったく弾いたことがない方が、 自分のために時間を使える年代(シニア世代)で初めてピアノを習い、 どのようにピアノやキーボード、そして音楽を楽しめるか?ということを知り、応援したいのです。 ですから、習った事がある「経験者」ではなく、あえて「初心者」にしました。
レッスン内容の紹介
入室・・・5分前にドアを開けます。背筋を伸ばして入室してください。
出席・・・その日の状態をひとことお話しください。
指・・・主にテクニックに関する指練習・指体操
右左・・・指先を仕事で使っているあいだは左脳が働いています。
曲・・・ 最初はゆっくり初見で弾きます。
ひと息タイム・・・楽曲の解説、エピソードなどを学びます。
退室・・・アラームが鳴ったら、レッスン終了の合図です。
まずはお気軽にお問い合わせください。
電話受付時間:9:00~19:00